世直しに一役買った「青蓮院門跡の青不動」
混迷の世の中を救うべく、今年初めて青蓮院で公開となった
国宝「不動明王二童子像(青不動)」を
ひと目みようと、青蓮院門跡に行ってきました。
それは、思ったより大きく、さすが仏教美術の最高峰と言われるだけあって
華やかで、勢いがあります。特に火炎は凄まじいまでの迫力でした。
青不動を観た後は、ライトアップされた境内に。
青不動明王の周囲で燃え盛る炎の形状にも似て
何か神々しい出で立ちの木です。
闇夜の竹林は妖しくも美しく、ひょいと狐でも現れて、
夢の世界へでも誘ってくれそうな。
ところで、不動明王って、仏様なのにずいぶん恐い顔してますよね。
それは、災難や心を悩ませ惑わせるものに、敢然と立ち向かう
揺るぎない心を現してるそうです。
次はいつ観られるかわかりません。
ちょっとでも興味のある人は絶対に行くべしです。
平日の遅い時間なら比較的空いていますよ。
「青蓮院門跡」
京都市東山区粟田口三条坊町69-1 円山公園から徒歩10分
開催期間:12/20(日)迄
時間:9:00〜17:00 ライトアップ18:00〜22:00(21:30受付終了)
拝観料:大人1000円 高校生400円 中学生400円 小学生200