夏越の祓に「水無月」を食べる
今日6月30日は「夏越の祓」といって
半年分の穢れを祓い、後の半年分の厄よけを祈願する日です。
この日はまた「水無月祓い」ともいいます。
夏の暑い盛りに宮中の人は、
冬に氷室に保存しておいた氷を食べて邪気を祓ったそうです。
氷にありつけない庶民は、三角の白い菓子を氷になぞらえて、
厄よけの小豆を散らした和菓子を食べ、暑気祓いをしたそうです。
この和菓子こそが「水無月」のはじまりです。
京都では今も6月30日には「水無月」を食べて
厄落としをする習わしが続いています。
「仙太郎」さんの水無月は
氷に見立てた台の部分(外郎)はしっかり弾力があり、
小豆もしっかり甘くて、暑さを迎え討つって感じの強さが好きです。
「水無月」は賞味期限が当日なので、ご近所さんへのおもたせに。
お土産メモ:水無月 1個/227円(税込) 2個/450円(税込)
「仙太郎」
京都市下京区寺町通り仏光寺上る中之町576
TEL:075-344-0700