【 観光 】

夏越の祓

先週、北野天満宮で「大茅の輪(おおちのわ)」くぐりをしてきました。
これは、1年の折り返しにあたる6月に、茅萱で作られた大きな輪をくぐって
半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。
京都では「夏越の祓(なごしのはらえ)」といって、
6月30日にあちらこちらの神社で行われます。

それにつけても京都の行事には「厄払い」がとても多い
古人がどれだけ疫病やら怨霊やらを恐れていたことか推察できます。

多分夏の蒸し暑さが尋常じゃない京都、梅雨から夏にかけてのこの時期
物は腐り易く、湿度のせいで何かと不衛生、しかも不快指数上昇で
身体の不調も最高潮、何の文明の機器もなかった時代、
それは様々な病気が蔓延したのでしょうね。
不快指数が高いのは今でも…

で、この厄払いを起源にもつ最も大きな祭礼が昨日から始まりました。
八坂神社の祭礼「祇園祭」です。
そして、本日2日は「くじ取り式」の日
各山鉾町代表者が集まり、くじを取って山鉾巡行の順位を決めました。
今年先頭の「長刀鉾」に続くのは、「郭巨山(かっきょやま)」です。
これから京都は一気に「祇園祭」モードです!

追記:最近更新さぼり気味で、せっかく頂いたコメントにも気づくのが遅くスミマセン(^^; コメントはちゃんと読ませて頂いてますで、また遊びにきてくださいね♪

アジサイの寺

陽気な春が足早に去ってしまい
急に暑くなったかと思えば、雷がなったり、ご乱心気味のお天気…
で、気がつけば「水無月」アジサイの季節です。

京都でアジサイの名所といえば「大原三千院の紫陽花苑」
三千院の濡れ縁に腰掛けて、露つたう「紫陽花」をじっと眺める
それは心穏やかになります。

もうひとつのおすすめは宇治にある「三室戸寺のあじさい庭園」
一昨年に行きましたが、夜間のライトアップなどもあって見応えありました。
市内からもさほど遠くないのがいいです。

ところで宇治といえば、小学校の蛇口からお茶が出てくることでも話題ですが
郵便ポストもなかなかイケてます!
先日通りかかったので撮ってきました。

そして一服するなら「中村藤吉本店」のカフェで、
贅沢な庭を観ながら、一杯二千円のプレミアム銘茶などいかがですか。

三室戸寺
京都府宇治市菟道滋賀谷21
TEL:0774-21-2067

美の競演!醍醐寺の桜

太閤秀吉が、盛大な花見の宴を開いたことで有名な桜の名所「醍醐寺」
4月4日に行われた「豊太閤観桜行列」を観てきました。

時代装束を身に着けた行列が三宝院を出発し、境内を練り歩くさまは、桃山時代を彷彿とさせます。

参道の桜のトンネル 頭上を覆う圧巻の桜に感動しますが、これはまだ序章。

霊宝館のしだれ桜 その見事な枝振りは、息をのむほどの美しさです。

金堂側の桜 天晴なしだれ具合です。

境内には、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜などの桜が咲き誇ります。
どれもこれも「我こそ一番!」とでも言いたげな様子で
☆豪華絢爛 まさに美華の競演です☆
一生に一度は観てみたいもののひとつです。

世界遺産 醍醐寺
京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス:JR山科駅より地下鉄東西線で約8分
TEL:075-571-0002

嵐山の隠れ家「松籟庵」

隠れ家と呼ばれるお店は多いけど、
本当の隠れ家とはこんな処を言うのじゃないかしら。
そこは、嵐山の渡月橋から上流に10分ばかり歩いた緑の茂みの中にあります。

建物は元近衛文麿首相の別荘だったそうで、
室内から眺める風景がとても素晴らしく
目の前には桂川の清流、嵐山の緑
耳を澄ませば清流の音が、手を伸ばせば触れそうな木々
それは趣きある佇まいです。

実はず〜っと以前20年くらい前、一度訪れたことがあったのですが、
今にも崩れ落ちそうな壁で、トイレ等もちょっと…
風情はあるけど、やっぱり古さが際立っていて。。。
以来足を運ぶことがなかったのですが、最近友人から「松籟庵が奇麗になってる」と聞き、久しぶりに行ってきました。

外観の趣はそのままに、室内はとても奇麗になっていました!
食事は「湯豆腐料理」のコースが色々あります。
今回食べたのは「松葉コース 3800円」です。

中学生未満入室不可なので割と静かですが、どうせなら個室がおすすめです。
私なら紅葉盛んな秋や、桜の春をあえて避け、人気の少ない冬にひっそりと
心の通う人と行きたいものです。

 松籟庵

京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内
TEL : 075-861-0123
定休日:年中無休(但し、正月のみ休業)

時代祭り_2011

雨天順延で23日になった時代祭りに行ってきました。
本来は22日、10年ぶりの順延だそうです。

時代祭りは、1895年(明治28)に始まった
明治維新から平安時代初期へとさかのぼる一大時代絵巻。
それぞれの時代の風俗を再現した、全長約2キロの都大路を練り歩くお祭りです。

これまでより歩いている人にプロが多くなったのか、
とても練習されたのか、ずいぶん歩く姿がサマになっていました。
パフォーマンスも増えましたが、まだまだ手持ち無沙汰な時間も。

jidai2

jidai3

jidai4

jidai5

この一大時代絵巻は、全て「有職故実」に則って行われるため、
衣装や調度品、祭具全て、正確にその時代を象徴しています。
加えて、素材、織り、染め、技術も京都の工匠や染色の識者が、
考証研究を重ねて蘇らせています。
まさに、動く歴史資料博物館です。
かかっている費用も相当なものだそうです。

*「有職故実」宮中に関係する伝統行事や儀式に関する知識のことを言います。

検索

プロフィール

名前:姐奴
性別:女性
星座:天秤座
お土産は貰うより、あげるほうが好きです。「これは、きっとあの人が喜びそう」等と顔を思い浮かべながら、選ぶ時間が一番楽しいからです。

携帯からも見れますえ

*

お気に入りリンク

タグクラウド

うどん・そば お寺 お店 ご挨拶 イタリアン イベント カフェ 和菓子 和食 居酒屋 洋菓子 漬け物 神社 食材